オフェンスのポジション

オフェンスライン(OL)

  オフェンスチームの最前線に配置される五人のプレイヤーたちgが大きな身体を持ったOLです。

 

 ボールを扱えない彼らの仕事はただ一つ。身を挺してボールを運ぶ仲間たちを守ること!ランプレーの時はRB(ランニングバック)の走路をこじ開け、パスプレーでは迫るラッシャーからQB(クオーターバック)を守ります。

 

  …この辺りで勘の鋭い君は気付いただろう。このポジション、ものすごく地味なのである。目立たず、見ても何をしているかよくわからない。だが、「謳われぬ英雄」とも呼ばれ、勝利の裏には必ずOLの活躍が隠れています。なによりも、やりがいは他のポジションの比ではありません。目立たずとも戦い続けるタフな男達、それがOLなのです


クォーターバック(QB)

 アメフトの花形ポジションは?という質問をすれば、誰もが口を揃えてQBと答えるでしょう。

 

 プレー開始と同時にボールを受け取るため、全てのプレーに必然的にかかわることになります。そのために会場のすべてはその一挙手一投足に注目します。常にフィールドを冷静に見渡すクレバーさと、的確にWR(ワイドレシーバー)へパスを通す技術や、投げ込む度胸が必要なポジションです。時には自らボールをもって果敢に敵陣へ切り込み、熱い闘志でチームを率います。

 

 頭脳と運動能力を併せ持ち、常にチームを鼓舞し続ける。いわばオフェンスの心臓です。勝敗のカギを常に握る司令塔なため、ヒーローに最も近い戦士なのです。 

ランニングバック(RB)

  オフェンスは、大きく分けてランプレーとパスプレーの二つに分類されます。そのうちランプレーの主役はこの人、RBです。

 

 相手にボールを奪われることなくエンドゾーンに持ち込むことが使命です。QB(クオーターバック)からボールを手渡され、走路を開かんとするOL(オフェンスライン)たちの動きに合わせて、敵陣深く走りこんでいきます。スピードはもちろんのこと、襲い来るディフェンスを躱すスキルや、タックルに耐えうるボディバランスも必要になってきます。

 

 ディフェンスの包囲網を突破した後、追いすがる選手を引き離しタッチダウンを奪い取る快感は、病みつきになること間違いありません。 

ワイドレシーバー(WR)

 ランの主役がRBなら、WRはパスの主役です。

 

 アメリカンフットボール選手の中でも、比較的細身の選手が多いのがこちらのポジション。フィールドのどの選手よりも素早く動き、マッチアップしているCB(コーナーバック)を引きはがし、QB(クオーターバック)から投じられるボールを必ずキャッチするのが仕事です。

  

 高いボールハンドリング技術や、スピード、動きのキレが求められます。一発でタッチダウンを狙うこともできるため、キャッチ1つで試合の是非を決めうる勝負強い君におススメです。